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【実践企業紹介】成果をあげる習慣を修得する【高塚伸志さん】

成果をあげる人に共通するものは、つまるところ成果をあげる能力だけである。(中略)

成果をあげることは一つの習慣である。実践的な能力の集積である。
実践的な能力は修得することが可能である。

「経営者の条件」p.42
実践するドラッカー[思考編]p.16

実践するドラッカー[行動編]には時間の記録&分析で大きな成果をあげた方の事例が掲載されています。

私たちの勉強会、ナレッジプラザの立ち上げの多大なるご協力を頂き、
その後大きな成果をあげた実践者である高塚さんに最近のお話をうかがいました。

 

―お仕事をおしえてください

高塚●プルデンシャル生命保険(株)という外資系の会社で
エグゼクティブライフプランナーという役職を拝命し日々活動しています。
私は法人マーケット、特に企業経営者の相続に特化して、スムーズな事業継承をサポートしています。

 

―ドラッカー教授の著作との出会いは?

高塚●ドラッカーの著作には、10年ほど前に出会いました。
その教えを学び実践に移し、成果をあげ続けることができていると思っています。
私は『経営者の条件』のなかの「汝の時間を知れ」という章に感化され、時間管理 を徹底してやってみました。

ドラッカーの言うとおり、素直に1日の行動を詳細に記録し、それを1年間分蓄積してみました。
エクセルで管理・分析し、自分の時間使いと成果の相関などを調べてみました。

 

―成果はどうですか。

高塚●毎日と週末のふりかえりをベースに行動を強化させ、売上げは月平均2倍以上になりました。

こうしたタイムマネジメントを習慣化させた後は、現在は「貢献」を意識し、「自らに問いかける」ということをテーマに日々、邁進しています。

 

①なすべき貢献は何か

―1番よく読まれている本は何ですか。

高塚●最近、一番のテキストは「実践するドラッカー[思考編]」ですね。
ほとんどのページに線を引き、自分にとって重要だと思われる部分にマークをつけて利用しています。
なかでも大切にしている部分は、

なすべき貢献は何であるかという問いに答えを出すには、3つの要素を考える必要がある。
第一は、状況が何を求めているのかである。
第二は、自己の強み、仕事の仕方、価値観からして、いかにして最大の貢献をなしうるかである。
第三は、世のなかを変えるために、いかなる成果を具体的に上げるべきかである。

『P.F.ドラッカー経営論』p.611
実践するドラッカー[思考編]p.124

という言葉なんです。

日々面談する相手や、サポートする中小企業の経営者に対して
「自分はどのような貢献ができるか?」を常に自問して、準備・提案することに活かしています。

Q:今日(明日)はだれの喜ぶ顔を見たいですか?

Q:そのために何をしますか?

Q:もっと喜んでもらうために、どんな準備や工夫をしますか?

 

②日々のふりかえりを重視して

高塚●1日のふりかえりは夜に行っています。―具体的にはどうやっているのですか

飲み会などが入る日は翌朝に変更。
15分くらいをかけて、マンダラ手帳の付属品である「マンダラチャート日間実践計画」に書かれた内容をチェックします。
やれたこと、未達に終わったことなどを冷静にふりかえります。

この時、ドラッカーのいう

「今日の事業の成果」
「潜在的な機会の発見」
「明日のための新事業開拓」

といった3つの仕事をきちんとできたかどうか、自らに問うようにしています。
自分的には「3日ルール」という独自のきまりをつくっていて、「3日間同じ項目が未完である場合、削除してもよい」というルールにしています。
人は誰しも、得意ではないもの、苦手なものがありますよね。
私もあります。

3日間手つかずということは、何か理由がある。
そこで廃棄するか、誰かにやってもらうようにしています。

 

 

Q:今日(昨日)うまくいったことは何ですか?

Q:今日(昨日)はどんな出逢いや情報を得ましたか?

Q:将来のために取り組んだことは何ですか?

 

③ミッションを常に確認する

―週間のふりかえりはいつ?

高塚●1週間が終わる日曜の夜が重要なイベントタイムです。
ひとりになって、1週間のふりかえりを2時間ほどかけて行っています。

愛用のマンダラ手帳を手元に、今週の反省と翌週の計画を立てます。
その時、大切なこととして、自分は何のためにこの仕事をしているのかといった、ミッションを確認することがあります。

私の使命は

「生命保険営業職を通して、日本の中小企業を応援し、社会に貢献すること」
「生命保険営業職を通して、ひとりでも多くの企業リーダーに、生命保険の真の価値と正しい在り方を提供し続けること」
「生命保険営業職が、将来子供たちの憧れの仕事のひとつになるよう貢献すること」

と、定めています。
これらに加えて、最近追加した項目があります。
それは

「生命保険営業職を、知的専門職のひとつとなるよう貢献すること」

です。
こうした自ら設定したミッションを再確認することで、気持ちを新たに、翌週への行動計画に息吹を吹き込むようにしています。

Q:あなたの仕事を通して叶えたいことは何ですか?

Q:何を誇りに仕事をしていますか?

 

④継続して学ぶ

―成果をあげ続ける秘訣は何でしょうか

高塚●
外資系生保業界に飛び込んで20年。
この20年に渡って続けている人は非常に少ないですね。
私の場合、社内の成績優秀者に贈られる「社長賞」という賞を入社以来20年連続で獲得することができています。
これは全国の同期でわずか2人だけだそうです。
大変ありがたく光栄なことだと思っています。

そのおかげには、師の存在が大きいと思っています。
本から、人から学んだことを毎日問いかけることを習慣化しています。
問いかけを自らに刷り込ませ、相手に対する準備力に変え、自分の弱きを克服するために使うようにしています。
これからも人生の師から学んだことをすなおに実践してみて、工夫を重ねて、
中小企業のオーナーにお役立ちができるよう努力してまいります。

Q:あなたにとって師匠は誰ですか?

Q:その方たちから学び取り生かしていることは何ですか?

Q:今日(昨日)あなたが出逢った人から学べたことは何ですか?

 

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