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事例:自己開発ができるチームが奇跡を起こす

自己開発ができるチームが奇跡を起こす

 組織は、優秀な人たちがいるから成果をあげるのではない。

組織の水準や習慣や気風によって自己開発を動機づけるから、優秀な人たちをもつことになる。

『経営者の条件』p.223

マリン歯科(横須賀市)

 

①クレドをベースに、自分の考えを話せるスタッフを育成する

成長は、常に自己啓発によって行われる。
企業が人の成長を請け負うなどということは法螺にすぎない。
成長は一人ひとりの人間のものであり、その能力と努力に関わるものである。

『マネジメント(中)』p.66

マリン歯科外観マリン歯科は、京急久里浜駅(横須賀市)の駅前のビルにある歯科医院。
1990(平成2)年、当時3年間の勤務医を経た巻幡真誼先生によって開業されました。
現在は、巻幡先生を含め、3人の医師と12人のスタッフで運営されています。

巻幡先生は、2013年秋、澁谷で実ドラ講座にフル参加されましたが、
そのときに心に残ったのは『ナレッジワーカー』という言葉。

当事、スタッフとの約束事をまとめ、小さな冊子状にした「クレド(信条)」を制作中で、
その中にもこんな言葉で反映しました。

 

 

 

 

その3.ナレッジワーカーと先読みやるべき案件に対し、ただ作業としてやるマニュアルワーカーにはならず、更にレベルアップした内容に、能率的に進める。よりきれいに美しくスマートにするにはと工夫したり、新たな取り組みを模索する思考を持とう! 目の前に現れ、こなしていかねばならないことに対して、そこではじめて考えて取りかかるのではなく、来るであろう予測を前もってしておき、すぐベストな状態で臨めるよう準備しておこう!

(他のクレドは、マリン歯科HPをご覧ください)

マリン歯科クレド

 

実は、ご自身も仕事中毒で欝になったという経験をお持ちの巻幡先生だからこそ、
仕事においては、誰もが受け身ではなく、主体的であることの大切さを実感されていたのです。

ちなみに、お伺いした際に、ミーティングに同席させて頂いたのですが、
その際、意見や考えを求められれば、例外なく自分の言葉で自分の考えを話すスタッフさんたちに驚かされました。

マリン歯科ミーティング風景そこで、なぜかをたずねると、
「朝礼では、このクレドを用いて、一人ひとりが自分の考えを発言する場を設けている」とのこと。
一つの基準に基づいて、全員が自分の考え・アイデア・意見を言葉にして伝えるというトレーニングが、
院内のコミュニケーションを高めるだけでなく、
一人ひとりの仕事への主体性を取り戻すために、重要であることを実感しました。

 

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②スタッフの意見を集約して、重要な局面を乗り切る

 今日、意思決定は、少数のトップだけが行うべきものではない。
組織に働くほとんどのあらゆる知識労働者が、
何らかの方法で自ら決定し、
あるいは少なくとも意思決定のプロセスにおいて積極的な役割を果たさなければならなくなっている。

(経営者の条件・・・p.213)

今では、マリン歯科(横須賀市)を経営する傍ら、スリランカや被災地などでボランティア診療を行い、
時には、歯科医師に向けてのセミナーや講演活動など精力的にご活躍されている「Dr.マッキー」こと、巻幡先生。

実は、26歳の時、事故で右手4本の指を失い、そのハンデを克服すべく、マリン歯科治療風景
ひと一倍、仕事に真摯に取り組んできました。

ですから、歯についても、「生まれ持った自分の歯」を

いくつになっても使い続けられることの喜びを大切にされています。

予防診療に本気で取り組む宣言

マリン歯科では、質の高い歯科医療を提供することを基本理念に、
単なる対処法だけではなく、
歯が悪くなってしまった根本の原因・生活習慣を改善してもらうことを行っています。

そのため、患者さんへの啓蒙活動は、非常に手厚いものがあります。

事実、来院する患者さんには、

デンタルIQ(歯に関する病気や予防などの知識・美しい歯を維持するために行動や姿勢を示す)」
の高い方が多いのです。

ですから、「ニーズに適切に応えてくれる地元の歯科医院が少ない」と、
遠く埼玉や静岡から2時間以上もかけて通ってくる方もいらっしゃいます。

 

そんなマリン歯科が、2007(平成19)年、重要な方針を決定しました。14803239_965718780204645_1207955659_o (1)
これまでも力を入れてきた予防診療システムを、
「自費診療」をベースとしたものに移行することにしたのです。

なぜなら、「保険診療」の範囲での予防では、
マリン歯科の患者さんが求めている予防には不十分であるだけでなく、
保険診療制度の将来にも不安を感じたからです。

 

しかしながら、この決定は、経営上の大きなリスクを含むものです。
自費診療によれば、一回数百円だった患者さんの負担が、
一回数千円になり、患者離れが予想されるからです。

にもかかわらず、保険診療の場合と、一件あたりの収益は変わりません。
そして収益とは逆に、
使う材料などは保険診療の範囲を超える上質なものを用いるため原価率は高くなり、マリン歯科治療練習
しかも、スタッフの技能向上研修の費用も必要で、経費はかさんでしまうのです。
収益だけを目的にしているのであれば、踏み切れなかったでしょう。

しかし、予防診療に本気で取り組むために、
マリン歯科では、その事業の転換を決断したのです。

 

 

スタッフの意見を汲み上げる対策会議

そして、その導入予定に遡ること一年前、『KMSプロジェクト』と題した、
自費診療導入のためのプロジェクトを開始しました。
Kは患者様、Mはマリン歯科、Sはスタッフで、
三位一体で実現させようという思いからのネーミングです。

スタッフ全員で、合宿を含め度々ミーティングを重ね、
導入に際して起こりうる不安要素やその対策 などについて、
ときには夜中まで話し合いました。

このとき、自分の考えを話すというトレーニング(前半の物語①を参照。)
が大いに力になったことはいうまでもありません。

2015年9月。

保険外の「自費診療」への移行を患者に呼びかけ、マリン歯科顧客説明会
費用は10分1,000円を基本に、
30分〜1時間の3つのコースでの提供が開始されました。

懸念された患者離れは・・・

 

なんと9割以上の患者さんがマリン歯科の考えに同意し、
継続して通院してくださったのです。

覚悟していた「導入年度の赤字」は免れ、
スタッフの皆さんも、自分たちが考え、決定し、行動したことが、
患者様から支持を受けたという実感と、
難しいプロジェクトをやり遂げたという実感で、
とても活き活きされています。

マリン歯科先生と清水マリン歯科は、大きな事業転換に成功したのです。

私達の目的は、歯を治療することではありません。
 あなたのかけがえのない日々に色彩りを加えるお手伝いをすることです。」(巻幡先生)

 

 

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