成果を上げるために、小さな改善を
***ドラッカーの言葉***
今日われわれが知識とするものは、
行動のための情報、成果に焦点を合わせた情報である。
その目的とするものは、人間の外部、社会と経済、
さらには知識そのものの発展にある。
ポスト資本主義社会(1993) p.62
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「お客様のお困りごと」が・・・
「ウチの仕事になるか、ならないか」
は、もちろん、
「解決方法がわかるか、わからないか」
も問わずに、とにかく集めていこう。
それがある会社の行動指標。
これまでの担当者が
これまで行っていた先に行くだけでは、
新しいことなんて起きない。
だから
新しい「お客様のお困りごと」を集めるために、
これまでとは違う顔ぶれで訪問する。
「売るため」ではなく、
「聞くため」に訪問する。
そんな行動を宣言した会社があります。
お客様の「困った」に全力で取り組むとき、
仕事と商品が「小改善」される。
その「小改善」が溜まったとき、
より大きな大きな「改善」が始まる。
組織の成果は、
組織の中ではなく、組織の外側にある。
組織の外に出よう。
お客様のお困りごとを聞こう。
これまでお客様で買った人にも、
本当の悩みを聞こう。
きっと新たな事業へのきっかけがそこにあるはずです!
◆◆今日の質問◆◆
Q:最近、自部門の改善活動をしましたか?
Q:この一年の間に、あなたの仕事の提供先である他の組織(部門)の
業務改善活動に関わったことはありますか?
Q:あなたの仕事の提供先である他の組織(部門)が
どんな問題を抱えているかを同僚に話すことはありますか?