【リーダーの重要な仕事】
***ドラッカーの言葉***
リーダーとしての能力の第一が、
人の言うことを聞く意欲、能力、姿勢である。(中略)
第二が、コミュニケーションの意志、
つまり自らの考えを理解してもらう意欲である。(中略)
第三が、言い訳をしないことである。(中略)
第四が、仕事の重要性に比べれば、自分などとるに足りないことを
認識することである。
非営利組織の経営
PartⅠ 第2章 イノベーションとリーダーシップ
~リーダーの役割~
**************
ドラッカー教授は、リーダーとしての能力を4つ挙げています。
①聞く②話す③言い訳しない
まではわかりやすいけれど・・
④つ目、仕事>自分というのはわかりにくいかも。
そんなお話が読書会で出ました。
そんな後に続くのが、「後継者」のお話。
「自分」に尽くす部下を抱えているだけでは、
自分が抜けた後の組織はガタガタになってしまう。
「自分」ではなく、「仕事」に尽くす部下を育てる。
それがリーダーの役割。
自分がいなくなったときのことを想定して仕事をすると、
自分が不要な存在になったような錯覚から、
防衛本能が働き始め・・・
主体的に動いている部下の仕事に干渉しはじめる。
仕事の質を落としてまで、仕事を抱え込む。
情報を開示せずに、忙しさを示す振る舞いを重ねる。
どんなに仕事をこなしていても、
周囲は、
そんな人に憧れたりしない。
あの人のようになりたいとは思わない。
たとえこなしている仕事量に敬意を示したとしても。
模範となることこそが、
リーダーシップ。
あなたは周囲のお手本になっていますか?
◆◆今日の質問◆◆
Q:あなたがいなくなったときに、お客様や仲間が困ることはなんですか?
Q:あなたがいなくなったとき、
これまでにあなたが決定した方針の内、何が変更されると思いますか?
Q:あなたがいなくなったときを想定するとき、
何について恐れを感じますか?