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事業活動を分析する

***(ドラッカーの言葉)***

「われわれの事業は何か、何になるか、何であるべきか」
を決定するうえで不可欠のステップとなるものが、
既存の製品、サービス、工程、
市場、最終用途、流通チャネルの分析である。
(マネジメント[エッセンシャル版] p.27
第3章 事業は何か)
****************

今週は、実ドラ【イノベーション・アカデミー】の後半2日間。

前半2日間から今回までの間にでていた、
分析についての宿題に対し真摯に取り組まれていた参加者の皆様か
今回も大きな気づきをいただきました。

特に、大きな気づきがあったのは、
事業の分析のワーク。

事業を、
①顧客・市場
②製品・サービス
③流通チャネル

などによって8つ程度に分けて、
その現在と将来の収益の見通しと構成比、
現在の経営資源の投入状況
などを調べるもの。

お一人は・・

力を入れていた「実は一つ当てれば大きい」という派手な商品群が
実はすでに過当競争にさらされて事業全体への影響度が下がっていて、
一見地味な、片手間でやっていた商品群の影響度が大きくなっていた
という事実に気づいた。というお話。

もうお一人は・・・

一覧にすると、現在の主力事業はこの先、
運営が困難になるだけでなく、収益も頭打ちになることを
おぼろげながら感じていたけれど、数値にすると愕然とした。
力を入れるべき次代のプロジェクトは明らかであり、
しかもよく考えてみると、
その兆候となる依頼はすでに来ていたのに棚上げになっていた・・
というお話。

ともに、自分の仕事に置き換えて、
改めて自身を振り返りたくなりました。

・・・未来の事業構成を考えてみよう。
きっと、今の延長線上にあるほとんどのものが、
(残された時間の大小はあるにせよ)
過当競争で衰退し、あるいは陳腐化していると感じるだろう。

あなたの将来の事業の構成はどのようになっていますか?

***(今日の質問)***

Q:あなたの商品・サービスを8つ程度に分類すると?

Q:あなたに仕事が入ってくるルートを8つ程度に分類すると?

Q:あなた仕事の顧客層や最終用途を8つ程度に分類すると?

Q:それぞれの5年後の売上額、粗利額はどれくらいですか?

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