「熟成と腐敗」の法則
巷では熟成肉が流行り始めているそうな・・・。
誰かが仕掛けているのかな?
という疑問はさておき(笑)、
「肉と果物は腐りかけが一番美味しい。」
なんてことをよく言います。
その本意は、
熟成はさせなければならない。
↓
だから、時間を置く必要がある。
↓
でも、時間を置くと腐敗してしまう。
↓
だから、腐敗しない範囲でできるだけ熟成させる。
というのがその真意のようです。
ちなみに、「腐敗」は雑菌が繁殖した状態。
「熟成」は、特定の菌によって旨み成分が分解された状態。
・・・だそうです。
だから、熟成肉をつくるには、
雑菌の繁殖を抑えつつ、特定の菌が働くように・・
(1)適切な温度での保存、
(2)適切な湿度、そして、
(3)表面に付いた雑菌を吹き飛ばす「新鮮な空気」の流れ
が重要なのだそうです。
一方で・・・ナレッジワーカーのお話。
同じ仕事を10年続けると飽きるのがナレッジワーカーだといいま
同じ仕事をしているようでも、
成長を目指し、そして成長を確認しつつ、
次の次元に向かっている内は、
プロフェッショナルとしての熟成が進むはず。
逆に、
効率や合理性ばかりを重視して、
片手間でもできる状態で仕事をしていると・・・
飽きる。
そして、燃え尽きる。
そうして、腐敗していく・・・。
なんて怖いお話しをしてしまいますが
定期的に仕事での成長を確認するのはとても大切だと思います。
もし・・
長く続けている仕事で、
仮に熟練者として認められていても、
もう成長がないなぁ・・・と自分が感じているのなら、
人に伝えて、自分は次のステージに行かなければならない。
そんなことを「熟成肉」に教わりました。
あなたのこの一年の、仕事での成長にはどんなものがありますか?
*****(今日の質問)*****
Q:あなた自身は、5年前と比べると・・
Q:漫然と仕事をしていると、あなたにはどんな「雑菌」
Q:どんな「新鮮な空気」を感じ取っていますか?