組織構造としての連邦分権組織(その1)
***(ドラッカー教授の言葉)***
マネジメントブームの中心となったコンセプトは7つあった。
①生産性向上のための科学的管理法
②組織構造としての連邦分権組織
・・・
エッセンシャル版マネジメント p.62
~序 新たな挑戦 ~
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マネジメントブームの7つのコンセプトの、
「生産性向上のための科学的管理法」を終えて、
今回から、二つ目「組織構造としての連邦分権制度」です。
・・・とは言っても、
「連邦分権制度」なんて言われたって、
もともと、あのゼネラルモータースが最盛期を迎える際に
使ったものだよね?
うちの会社で導入する可能性ってある?
と言いたくなる内容でもあります(笑)。
そこで、中小企業であっても役に立つ部分のみに絞って
何回かに分けてお話したいと思います。
とくに注目したいのが、「組織構造」という言葉。
というのも、ここまでの「生産性向上のための科学的管理法」
のところで述べた職務の設計と
組織構造はとても関連が深いからです。
「
実際の仕事の割り当ては人と状況に合わせて行わなければならない
(エッセンシャル版 マネジメント p181
せっかく課題を詰めたところなので、
ちょうど良いタイミングかと・・
そして、
「組織構造が成果をあげる前提」だということ、
つまり、
組織構造が正しいから成果があがるわけではないが
組織構造が誤っていたら無用な混乱や摩擦が生じ、
何度も同じ問題が形を変えて目の前に現れる。
とお話しされています。
一度、あなたの会社の「組織構造」
*****(今日の質問)*****
Q:あなたの職場で、
Q:あなたの職場で、場面や人物だけが変わって
何度も発生する問題はありますか?
Q:あなたの組織では明確な組織図や業務分担表はありますか?