組織構造としての連邦分権組織(その5)
***(ドラッカー教授の言葉)***
組織構造の設計は最初に手をつけるべきものではなく、
最初に手をつけるべきは、
エッセンシャル版マネジメント p.180-181 ~31章 新しいニーズ ~
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マネジメントブームの7つのコンセプトの、二つ目「
ついてのお話を展開させていただきます。
ドラッカー教授は、組織構造こそ、
つけるべきものだといいます。
最初に手をつけるべきは、「組織の基本単位」
あまり耳慣れない言葉なのですが、それを求めるため分析として
(1)活動分析 (2)貢献分析 (3)決定分析 (4)関係分析
の4つをあげています。
今日はこの(1)活動分析から・・
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組織の基本活動を明らかにするものは、これら三つの問いである。
《エッセンシャル版マネジメント p185 第32章 組織の基本単位》
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としている三つの問いとは・・
あ)組織の目的を達成するには、
例えば、多店舗経営で物販をしている会社であれば「立地選定」
「商品選定」で卓越するか、あるいは「
などの内、何を軸にするかで全く組織構造は変わってしまいます。
い)いかなる分野において成果があがらないとき、
いかなる分野に最大の弱点を見るか。
通常は目立たない部門が、業界の危機などの場合に「
鍵を握っていたりします。
思います。
これらの問いに答えた上で、
う)本当に重要な価値は何か
製品や工程の安全性なのか、品質なのか、
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まず感心を向けるべきは、
この機関活動こそ、まず識別し、規定し、組織し、
目的と戦略からスタートした基本活動についての活動分析だけが、
《エッセンシャル版マネジメント p184 第32章 組織の基本単位 ~活動分析》
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あなたの事業の中心におくべき活動は何ですか?
*****(今日の質問)*****
Q:これまでは、どんな活動があなたの組織の花形でしたか?
Q:成功のために中心におくべき活動が、実は、
何だと思いますか?(
Q:それぞれについて、