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イノベーションの種を集める

****ドラッカー教授の言葉****
イノベーションに成功する者は、
右脳と左脳の両方を使う。
数字を見るとともに人を見る。
(イノベーションと企業家精神 p.157) 
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マネジメントブームのお話を今回はお休みして、先日の読書会でのシェアを。。

右脳と左脳、、、ちょうどブログで紹介した渡辺崋山ともイメージが重なりました。
文人画家の渡辺崋山は、画家として名声もあり、藩政改革も行った人。

「右脳と左脳」、「分析と知覚」

ここでは、上記の文章のその後に書かれた「検討のプロセス」が面白いので紹介します。
①「機会をとらえるにはいかなるイノベーションが必要かを分析をもって知る。」
 最初のステップは、左脳的な市場分析ですね。人口統計などを分析して
イノベーションの機会を見つけるといったところです。

 次の第二のステップから入る人が多いのかもしれませんが、
 歩き回る場所も特定せずに歩き回るのも生産性が低そうです。
 忘れてはならない左脳の第一のステップ。

②「しかる後に、外に出て、顧客や利用者を見て、彼らの期待、価値、ニーズを知覚をもって知る。」
 第二のステップは、右脳のステップ。
 実際にその現場に行って、
 対象となるお客様が何を期待しているのか、
 何を価値とするのか、
 ニーズがあるのか、を感じて、確かめること。
 左脳偏重の方は、第一のステップを行う代わりにこちらが抜けてしまいがちかもしれません。

③「イノベーションに対する社会の受容度も知覚によって知る。」
 第三のステップが興味深いところです。「社会の受容度」を現場で感じる。
 「こんなサービスがあったら、ウケそう!」ですぐには着手せずに、
 世間で受け入れられることなのか?忘れがちなステップです。

④「顧客にとっての価値もそのようにして知る。」
 第四のステップは、すぐには答えがでないかもしれません。
 お客様にとって、本当の価値は何なのか?
 案外お客様ご自身も何が良くて利用するかはわかっていないことも多々あります。

⑤「自らのアプローチの仕方が
 やがてそれを使うことになる人たちの期待や習慣にマッチしているかも知覚によって知る。」
 第五のステップも忘れ去られがちです。
 いいサービスができたのに売れない・・・。
 軌道に載らない・・・。
 そんな時は、このアプローチ方法が適合しているかを、
 現場に出て皮膚感覚で感じとってくる必要がありそうです。

⑥「こうして初めて、やがてこれを使うことになる人たちが
 そこに利益を見出すようになるには、
 何を考えなければならないかと問いを発することができる。」

 ということで第六のステップでまた左脳型の能力が必要です。
 必要な要素の分析ができなければコンセプトだけで盛り上がって終焉になりそうです。

 右脳型の人、左脳型の人がいるというよりは、
 立ち位置を変えて考えては検証し、感じ取っては検証するというプロセスが、
 イノベーションを成功に導くのだと思います。

あなたの”次の事業機会”はどのようにみつけますか?

*****(今日の質問)*****

Q:最近の人口統計を見ることはありますか?

Q:データから何を読み取りますか?

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