ブログ

ホーム > しつもんドラッカー > 明日のためのマネジメント開発(1)

明日のためのマネジメント開発(1)

マネジメントブームの中心となった7つのコンセプト(その4)

(今日の質問)
Q:誰かに自分の成長を保証して欲しいですか?

エッセンシャル版マネジメント冒頭の
『マネジメント・ブームの中心となった7つのコンセプト」の四つ目は
「明日のためのマネジメント開発」。
こちらについても、まだまだ根強い前世紀的な、人を支配する思考のコンセプトへの警鐘を鳴らしています。

挙げているのは、
「こんなのマネジャー育成でもなんでもないじゃん!」
という『マネジメント開発にあらざるもの』(エッセンシャル版マネジメント p.135)

その三つは・・・

1)「セミナーに参加すること」ではない。
2)「人事計画やエリート探し」ではない。
3)「人の性格を変え、人を改造するもの」ではない。

いかがでしょうか?
1)「セミナーに参加すること」ではない。は、
たとえば「管理職養成コース」のセミナーに参加することでマネジャーが生まれるわけではない!
というお話ですね。わかりやすい。
学んだことを翌週には現場で実行できるような夜間のプログラムのように実践を通じて学ぶこと。
私たちは、この点、水泳や自転車の乗り方の学び方と同じ。というお話をしています。
本やセミナーで得た「情報」を「知識」に変えるためには、実際の現場で使ってみる必要があります。

2)「人事計画やエリート探し」ではない。はどうでしょうか。
人の潜在能力を発掘する試みや、エリート養成コースを作るような試みについての批判です。
若い頃に優秀だった人がずっと優秀であることは(実は)少ないし、
若い頃にやんちゃだった人が、優秀な経営者になっている様子はよく見かけます。
なによりも、「手厚く育てる人」を決めることは、「ないがしろにする人」を決めることでもあります。
だから、弊害の方が大きいと。
さらには、現在の事業内容や業容を基準に、未来のマネジャーを決めることも疑問だというお話です。
ナットク。

3)「人の性格を変え、人を改造するもの」ではない。
については、ドラッカー教授は「人格に対する不当かつ不法な侵害であり、権力の濫用」だと激しく
非難します。
そして、私たちは「成果をあげる方法」についてわずかに知るだけで、「成人の人格を変える方法」など
知らないはずだ、と。

以上三点について、わたしがみるツボとしては、

1)は、会社がマネジャーとしての能力の修得を保証する手立てはない、ってこと。
2)は、誰にも未来を正確に予測するなどできないので、未来を先どる育成は勘違い、ということ。
3)は、自身に対する責任を持たない人がいたとしても、人格に触れるアプローチは「人としてやっちゃいけない」、ということ。

だから
「個人が責任を持つべき領域」に、会社が干渉をしてはいけない以上、
自分の能力については自分が責任を負うことが第一ですね。

自分の人生も、自分の成長について、誰かに保証してもらうことはできません。
では、どうすればいいか?
それは次回に。

あなたは、どんな成長をしていきたいですか?

・・・(今日の質問)・・・
Q 10年後のあなたが、今とは違う新分野で活躍しているとすれば、どんな分野ですか?
Q 今の分野で最高レベルの仕事ができるようになるまでに何年かかりますか?
Q どんな方法や仕組みが、あなたの助けになると思いますか?

  • お電話でのお問い合わせ 011-261-4471 受付時間/9:00~17:00(月~金) メールでのお問い合わせ
  • 講演のご依頼はこちらから
  • 読書会のご案内
  • メールマガジンの購読はこちらから
  • サイト内検索

  • アーカイブ

Company Info

Dサポート株式会社

〒060-0042
札幌市中央区大通西4丁目1番地
道銀ビル10階
TEL:011-261-4471
FAX:011-212-1401