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振り返りの頻度を再検討する(管理会計その4)

(今日の質問)
Q:あなたのチームが週に一回振り返ることは何ですか?

エッセンシャル版マネジメント冒頭の『マネジメント・ブームの中心となった
7つのコンセプト」の五つ目、「管理会計」。
前回(先週末)は、管理手段の「7つの要件」
(1)効率性、(2)意味性、(3)適切性、(4)精密性、
(5)適時性、(6)単純性、(7)実用性
のうち、(1)効率性と(2)意味性、(7)実用性の3つについてお話しました。

今回から、「測定の対象」との適合についての要件のお話しです。
今回は、あと順位の、(5)適時性について。
「管理手段は、時間間隔が測定の対象に適していなければならない」
(エッセンシャル版 p169)

ここでも先週と同様のお話しがあります。
「間違ったリアルタイム」という言葉がそれを表しているのですが、
いまの時代には、スマートフォンなどの情報端末を使って
「リアルタイム」で情報を更新し共有することが可能です。

でも、何でもかんでもリアルタイムにすると問題が起こる。
ドラッカー教授は、
「大根の種を蒔いた子供が、目が出ると抜いて根の育ち具合を見たがる」
という例を「間違ったリアルタイム」と称しています。

たとえば、営業活動でいうと・・・
あ)刈り取りである「受注獲得」をチェックする頻度
い)種まきや水やりとなる行動の量や質をチェックする頻度
はどれくらいが適切でしょうか?

もちろん業種・業態によって異なると思いますが、
私の感覚では、
あ)は、スタッフの受注獲得時にスタッフ全体での情報共有と、
週の初めと終わりに課全体の実績と予算の差を確認
い)は、毎日全員の活動量を全員にメールなどで発信するとともに、
月に数回は、その内容についてのブラッシュアップの面談をするようなイメージ。

受注という刈り取り(あ)を強調しすぎると、
それに先行する種まきや水やりの活動(い)への意識は薄れてしまいます。

その挙句に、
営業現場は無理な押し込み営業になったり、
マネジメントは、気づかぬうちにノルマ営業のようになり、
営業スタッフの定着率はさがり、
ますます無理やりな営業となって・・
という悪循環。

だから、決めていきたいのは、
頻度に応じた振り返り。

行動や努力などについての振り返り頻度は高く、
結果についての振り返り頻度は低めに。

あなたは、何をどれくらいの頻度で振り返りますか?

・・・(今日の質問)・・・
Q:あなたのチームが週に一回振り返ることは何ですか?
Q:あなたのチームが月に一回振り返ることは何ですか?
Q:振り返りの頻度を変えたほうが良いものはありますか?

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