ブログ

ホーム > しつもんドラッカー > 天気予報で伝える(管理会計その5)

天気予報で伝える(管理会計その5)

(今日の質問)
Q:あなたのチームの天気予報を、どのように表現しますか?

エッセンシャル版マネジメント冒頭の『マネジメント・ブームの中心となった
7つのコンセプト」の五つ目、「管理会計」。

前回(先週末)は、管理手段の「7つの要件」
(1)効率性、(2)意味性、(3)適切性、(4)精密性、(5)適時性、(6)単純性、(7)実用性
のうち、(1)(2)(7)は先々週お話しました。

先週は測定の対象との適合についての要件のお話しの一つ目、(5)適時性でした。
今週は(4)精密性について。

先週の(5)適時性は、
「管理手段は、”時間感覚”が 測定の対象に適していなければならない。」
だったのに対して今回の(4)精密性は
「管理手段の”精度”は、測定の対象に適していなければならない。」

ここでもまた、情報技術を過信してはならないという教訓があります。
前回は、時間間隔・・・管理頻度の細かさを「まちがったリアルタイム」と表現していましたが、
今回は「偽りの正確さ」という言葉がそれを表しています。

「正確な測定が困難であり、幅を持ってしか評価できない情報こそ重要である。
大ざっぱな数字の方がかえって本当の姿を伝える。
一見根拠があるかのごとき細かな数字こそ不正確であることを知らなければならない。」
(エッセンシャル版マネジメント p.169)

たとえば、天気予報。
50%という数値だった降水確率を「52.8%」
とすることには、あまり意味はありません。

むしろ精度は低く、幅はあっても「午前中は30~50%、午後は50~70%」表現したり、
数字は使わずに「傘は必ず持って行った方がよい水準」とか
「必ず折りたたみ傘を持って行って欲しい水準」なんていう
とるべき行動や対策についての言葉だけの表現の方がよほど役に立ちます。

きっと会社で起こっていることでも同様です。

「絶好調で見通しも明るいので、大きく投資すべきとき」とか
「いまは調子がよいけれど、危機感を持つべき時」とか
「5年以内に新たな売り上げをつくらなければ、事業存続が危うい」とか
そういった表現の方が行動には結びつきます。

では、いまやるべきことを伝えるためにあなたのチームの天気予報・・・。
チームメンバーや、他のチームにどのように伝えますか?

・・・(今日の質問)・・・
Q:あなたのチームの天気予報を、どのように表現しますか?
Q:チームメンバーにはどのように伝えますか?
Q:他のチームにはどのように伝えますか?
Q:「目標設定をするときの自分」にはどのように伝えますか?

  • お電話でのお問い合わせ 011-261-4471 受付時間/9:00~17:00(月~金) メールでのお問い合わせ
  • 講演のご依頼はこちらから
  • 読書会のご案内
  • メールマガジンの購読はこちらから
  • サイト内検索

  • アーカイブ

Company Info

Dサポート株式会社

〒060-0042
札幌市中央区大通西4丁目1番地
道銀ビル10階
TEL:011-261-4471
FAX:011-212-1401