時間記録は、自分を客観視する唯一の方法
***(ドラッカー教授の言葉)****
知識労働者が成果をあげるための第一歩は、
実際の時間の使い方を記録することである。
(経営者の条件 p57)
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先週は、業務日報の話題が立て続けにでました。
別の場面で、そして違う立場で。
一方は、マネジャーさん。
「部下に業務日報を書かせようとしているが反発されている」というお話。
一方は、フリーランスの専門家。
「昔の会社の上司に強制でつけさせられた業務日報を思い出すので、
時間の記録をしたくない。しても無駄。」
というお話でした。
ポイントは・・・
ドラッカー教授の言う時間記録は「セルフマネジメント」だということ。
誰かに見せるために記載すると、あきらかにバイアスがかかります。
虚偽記載とまではいかなくても、イロを付けて記載します(笑)
おまけに、虚偽記載をした方が褒められたりすると制度崩壊します。
だからといって、上司が虚偽記載を疑って個別に尋問したりするとますますオカシなことが・・。
時間記録は、自分のためにすること。
自分を自分で客観的に見つめる方法としては、時間を記録するほかはないから。
誰に見せなくてもいい。
見るのは自分だけでいい。
そんな時間記録をしてみませんか?
***(今日の質問)*****
あなたは、先週、何にどれだけ時間を使いましたか?