新しいスタイルの中にギャップを見つける
先週末は、下の娘の運動会。
会場には、新聞社やテレビ局が。
どうやら、この5月猛暑のニュース映像だったようです。
でも、運動会は午前で終わり、快適なうちに終わりました。
この午前中終わりの運動会に、
「イノベーション」を感じたところです。
今日はそんなお話を・・。
***(ドラッカー教授の言葉)****
ギャップの存在は、イノベーションの機会を示す兆候である。
それは、地質学でいう「断層」の存在を示す。(中略)
断層では、わずかな力が、
社会を動かし、経済構造や社会構造に
変化をもたらす不安定状態を生み出す。
(イノベーションと企業家精神)
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最近話題となっている「午前中で終わるスタイルの運動会」。
時間が短いと何かと不都合です。
おばあちゃんは病院に行ってからだと間に合わなかったり、
お兄ちゃんは、部活が終わってからきてもほとんど終わっていたり。
お弁当がなしになるのも、
「お重何段の弁当を大勢でつつく機会」
「父方、母方の両方の祖父母が一緒にご飯を食べる機会」
「友人の家族とお弁当のおかずの交換をしながら食べる機会」
なんてのは、運動会以外には、もうないでしょうね。
でも、こうした不都合をあげていくと、
どこに「昭和スタイル」があるかを気づく機会にもなります。
高齢化の問題
→父兄参加のプログラム(リレーや綱引き)は、事故のもと。
→炎天下でまる一日さらされるのも非常に危険。
女性の社会進出
→お重で行楽弁当なんて、お母さんたちは大変。
→ほかの家族とおかずの交換なんて、無言のプレッシャー。
ライフスタイルの多様化
→母子家庭や、LGBT、年の差婚なんてもう当たり前。
→とはいえ、小学校に限って言えば、
まだまだ古き良き模範を示そうとする圧力が働いているように感じます。
前世代の人たちまで一緒に空間で
子供の教育上よくない、やらなんやら言わると
昭和に戻っていきそうですね(笑)
そんな時は、イノベーションの機会。
改めて環境を見つめなおし
そもそも何のためのものかを考え直して再編成する機会。
・・・まぁ、そんなことでこれも時代の流れかと、
受け入れて、その新しいスタイルの長所を探しながら過ごした
今年の運動会でした。
来年は、運動会が終わり次第、
テントをもってキャンプに行こう、っと。
***(今日の質問)*****
Q:以前はタブーだったのに、
今は受け入れられるようになったことは?
Q:新しいスタイルを受け入れるのに感じる抵抗は
目的に適わないからですか?
それとも、これまでの習慣やノスタルジー?