同窓会の法則 ~人口動態とリードタイム~
みなさま、三連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
私は、「50歳の同窓会」で関西へ。
大学の卒業から、故郷の関西を遠く離れたので
同窓会の類に出たのは初めて。
いつもと違う、へんな緊張感を感じました(笑)
***(ドラッカー教授の言葉)***
産業や市場の外部における変化のうち、
人口の増減、年齢構成、雇用、教育水準、所得など
人口構造の変化ほど明白なものはない。
いずれも見誤りようがない。
それらの変化がもたらすものは、予測が容易である。
しかもリードタイムまで明らかである。
二〇年後の労働力はすでに生まれている。
(エッセンシャル版 イノベーションと企業家精神 p.61)
****************
同窓会で聞いて知ったのは、人口動態。
関西の高校を三十数年前に出た生徒の
半分は、関西にはいない。
地元の西宮にいるのは、1割にも満たない。
出て行った人の大半は首都圏。
私のように北海道にいたり。
沖縄にいたり、渡米したりした人も参加していましたが、
そんな人は、欠席者も含めてほんの一部。
なるほど。
この人口動態、人の移動が、
10年後、20年後の価値、欲求、現実を作る。
関西の阪神間の地域がこんなだから、
他の地方はどうなのだろう・・・
そんなことが気になった同窓会でした。
***(今日の質問)***
Q:あなたの街の、年代別、年齢層別の転居の傾向はわかりますか?
Q:10年後、20年後、どんな問題や、欲求が起こると予見できますか?
Q:医療、健康、食料、住宅、葬儀、お墓、衣服、衛生・・
どんなサービスにどんな事業機会が生まれますか?