引継ぎの準備が仕事を科学する
昨日、一昨日は、仙台での実ドラ講座。
新たな仲間、新たな同志のつながりで
これからの東北の盛り上がりを感じた次第です!
***(ドラッカー教授の言葉)****
組織構造が人中心でなく、
仕事中心でなければならないことも明らかである。
さもなければ、継続性は失われ、仕事の引継ぎは不可能となる。
仕事を中心に設計したのであれば、
人事異動の都度、仕事の再設計が必要となる。
『マネジメント(中)』
第32章:マネジメントの仕事の設計 p.42
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長い間新人が入ってこない。
入ってきてもすぐにやめてしまう。
そんな会社のあきらめの空気。
でも、諦める前に、してほしいことがあります。
それは引き継ぐ前提で仕事を見直しすること。
自分か最後までやる前提だから、
ログも残さないし、所要時間も記録しない。
自分が一人でやるつもりだから、
順番も毎度ばらばらで、
原則と例外のルールさえ決めていない。
「自分がやるつもりだから」
そんな状況で新人は育ちません。
仕事は教えられず、
人が足りないと言っていた部門に
ようやく新人を配置されるや、
なぜか邪魔者扱い。
使えない奴はいらないんだよね~。的な周囲の対応に、
新人社員が定着しない。
でも現場にも現場の事情があります。
どんな仕事についてもらうかが決まっていないから
どんな人に入社した欲しいかも明らかにできない。
一度、顔を、人の個性を取り払って、
自分たちの仕事の組織図を書いてみてはいかがでしょうか。
***(今日の質問)***
Q:あなたのチームの仕事を、
機能別にタテに分けると、どんな分類になるでしょうか?
Q:あなたのチームの仕事を
手順・プロセス別にヨコに分けると、どんな分類になるでしょうか?
Q:あなたの組織では
どちらの方が生産的だと思いますか?